1.魔法のロックンロール

ロックンロールは素敵な魔法さ
いつでも君の笑顔の為に
ロックンロールは優しい魔法さ
いつかの君の涙の為に

明日が来るのが怖い夜も
昨日の傷跡疼く朝も
カラダを流れる血液のリズムで
今日も世界を響かすのさ

いつか僕ら全て失うかもしれない
それでもどうか忘れないで この歌を
ロックンロールは素敵な魔法さ
いつでも君の側に居る

いつか僕ら全て失ったとしても
思い出すように 愛すべきこの日々を
ロックンロールは素敵な魔法さ
いつでも君の側に居る

いつでも君の側に居る

2.戦う人達のバラード

心の中に憧れが 芽吹いた時から僕達の
大きな花を咲かせる為の戦いが始まる
愛して止まないその夢は いつしか無限の海となる
どこまで行けば辿り着くの?それとも無駄な事なの?
もがき苦しむ為に始めたわけじゃないだろう
でももがき苦しむ毎に確かに誰かと響き合う
戦う人達のバラードが 今日も世界にこだまする
君はどうだ 僕はこうさ 格好悪くても歩き続けるんだ

共に歩んだ仲間が又 別れを告げて遠ざかる
それぞれ見つかる明日という舞台 寂しさもあるけど
いつか再び出会えたなら 笑顔を交わし胸を張り
この毎日を愛していると お前に伝えたい
諦めの風に蝕まれる想いもあるだろう
でも その風に乗って 進む船もあるだろう
戦う人達のバラードが 海原駆けて日が昇る
君はどこだ 僕はここさ 向かい風の向こう 光よ届け

戦う人達のバラードが 今日も世界にこだまする
君はどうだ 僕はこうさ 格好悪くても歩き続けるんだ



3.
少年ジョニーの物語

南の外れの田舎町 その少年は暮らしていた
高いビルなんて見当たらない 畑ばかりのその町で
国語に数学 英語に社会 勉強はちっとも出来なかったけど
ギターを弾けば素敵なんだ 誰かの心を高鳴らせる
ほら ほら いくのさ ほら いくのさ
ほら きっとうまくいくのさ

少年はギターをボロボロの ギターケースに詰め込んで
地元の駅に歌いに行った 電車は一時間に二本
乗客も車掌も駅員も いつしかリズムを取り始める
「坊やなかなかやるじゃないか もう一曲聴かせておくれ」
ほら ほら いくのさ ほら いくのさ
ほら きっとうまくいくのさ

ママは女手ひとつでもって 少年を立派に育て上げた
電機メーカーの工場で 朝から晩まで働いて
真夜中に彼女を出迎えた 少年のギターに微笑んだ
「あなたの歌うその歌を どこかで誰かが待ってるわ」
ほら ほら いくのさ ほら いくのさ
ほら きっとうまくいくのさ

そしてママは銀行に行き 少ない貯金を引き出した
少年に最後の贈り物 都会へ向かう片道切符
旅立ちの電車は朝焼けの 駅のホームを走り出した
大きく窓を開け放てば 誰もが手を取りこう言ってる
ほら ほら いくのさ ほら いくのさ
ほら きっとうまくいくのさ

ほら ほら いくのさ ほら いくのさ
ほら きっとうまくいくのさ

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